街乗りMTBは「楽」!

MTB(マウンテンバイク)というとその名が示すように山を走る自転車のイメージを持っている方も多いかと思います。


そもそも「マウンテンバイク」というのはMTBの父と言われるゲイリー・フィッシャーがトム・リッチーに依頼して製作した自転車に名付けたことから広まった名称です。


他の呼び名として「ATB(オールテレインバイク)」つまり全地形型自転車とも言われます。

この呼び名の通りあらゆる路面に対応できるのがこの自転車の最大の強みであり、それはオンロード(舗装路)でも例外ではありません。


街中の舗装路と言えども様々な障害があります。

小石や縁石などの段差をはじめ、アスファルトの下を街路樹の根が張って盛り上がっていたり割れて陥没した路面などに対し、エアボリュームがありグリップの利いた太いタイヤとサスペンションを搭載したMTBは無敵と言っても過言ではなく路面を気にして走るストレスとは無縁と言えます。



私自身もかれこれ15、6年ほどMTBを愛用しています。

初めて買ったのはスコットの5万円程度の入門バイクでした。

当時は今と全く違う仕事をしていてスポーツ自転車の知識など皆無でしたが、タイヤを細めのスリックタイヤに付け替えたりして乗り回し、完全にハマってしまった私はもっと高性能なMTBが欲しくなり翌年には更に高額なセンチュリオンのMTBを購入していました。


私は墨田区の向島に長年住んでいましたが、近くの浅草や上野&秋葉原界隈は勿論のこと、新宿、渋谷、南に向かえば豊洲を越えてお台場や新木場方面に舵を切って若洲や舞浜まで出て東京湾を一望したり、大手町や銀座を抜けて品川・横浜方面まで足を延ばしたりと長時間乗っていても疲れ難いので何処までも行けるような気がしました。(若さもあったかな・・・😅)


都内なら道は綺麗でしょとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、湾岸沿いなどの工業地域の道の一部は岩手の裏道と大差が無く、雑草がアスファルトを突き破り凸凹になっている所もあったりしたものですが、どんな道を走っても困ったことはなく快適そのものでした。

また、路駐や交通量の多い幹線道路などは場合によって歩道側にエスケープすることも稀にありますが、車道と歩道を隔てる縁石にタイヤをとられる心配がなかったりと安心感の塊のような自転車です。


その後もロードやシクロなど色々と所有してきましたが、今でもこの2台は特別で使用頻度が高いです。

スコットの方はフレーム以外を全交換してしまいましたが、メカメカしいMTBを弄り倒すのも1つの醍醐味と言えます。(それがきっかけで自転車屋に転職しました)


冒頭で細めのスリックタイヤに交換してと書きましたが、その後は太めのブロックタイヤに戻しています。

MTBで過度なスピードを求めているわけではなく(それでもクロスバイクと同じくらいのスピードは出ます)、太めのタイヤに戻して乗り心地や安定感を求めることの方がメリットが大きいと個人的には感じています。

ブロックタイヤにおいてもブロックパターンの目が細かく転がり抵抗の少ないものをチョイスするとオンロードだけではなく、林道や砂利道などの未舗装路での行動範囲が広がって楽しさ倍増です。



なんだかただの思い出話になってしまいましたが😅


独立して岩手に戻って来てからも最近は時間を見つけて妻と一緒に走ることが増えてきました。

北上市のサイクリングロードは老朽化で凸凹になってしまった路面に割りと大きめな木の枝やゴロゴロした石が落ちていたりと気持ちよく走れる環境とはなかなか言い難い所も多いのですが、MTBの安定感は絶大でそんな環境が楽しくすらなってきて気持ちが良いです😆


MTBはさすがにロードバイクほど速度は出ませんが路面に対しての安心感や長時間乗っても疲れにくい乗り心地は普段使いだけでなくマイペースでじっくり走りたい方にとっても非常におすすめです。


ところで、以前にもご案内したGTの入門MTBが非常に好評です。

在庫は入荷当初の半分以下まで減りましたが、まだ若干ございますのでこの記事を読んで興味を持って下さる方がいたら嬉しい限りです。

過去ブログはこちら


新型コロナの影響で新たな自転車がお店に入荷せず、街乗りの代表格のクロスバイクも当店の在庫分はほぼ完売状態です。


そんな状況ですのでMTBも選択肢に加えてみるのは如何でしょうか?

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